• トップページ
  • WINGの特徴・紹介
  • 講座体系・授業料
  • 特別講座・お知らせ
  • つばさ
  • お問い合わせ・マップ


WING進学スクール
〒902-0074
那覇市仲井真317-5
大孝土建ビル2F
TEL / FAX:098-855-0005



つばさ

■2014年12月号


塾長の応援歌

【三者面談】

 11月末の小学6年特進クラスを皮切りに、全学年を対象に三者面談を行いました。受験学年の中3と6特は当然、今の時点での受験校合格の可能性をデータを基に探りました。その他の学年は、家庭での学習状態の確認、重要科目(国語・数学・英語)克服の必要性、進学したい中学・高校などの話をしました。子どもの家庭学習の動機づけになればと考えています。



【推薦入試】

 過去5年間の県立推薦入試の中から、県立進学校(5校)の競争率を掲げてみました。

 開邦・理数(H.25年)3.19倍、向陽・普通(H.24年)3.20倍を筆頭に超人気校は3倍前後、他の人気校も2倍前後の競争率になっています。来年度入試も、今までと同等以上の激戦になると予想されます。

 しかし、考え方を変えると推薦入試は3年間の中学生活を真面目に過ごしたごほうびであって、ぶっつけ本番で一般入試を受ける生徒より1回多くチャンスが与えられることです。推薦入試合格はあくまで「宝くじ」が当たったくらいに考えて、3月の一般入試が本番だと肝に銘じて頑張らなければいけません。推薦入試の中学校内通過は決して合格ではありません。中には校内推薦で舞い上がってしまい、高校合格と勘違いし1月末の県立推薦不合格後あわてる生徒がいますが、1月末からでは3月の一般入試は間に合いません。
 1月31日からでは38日間しかないのです。

 推薦入試は「宝くじ」のようなもの。合格したら儲けもの。それより、3がつ10日、11日の一般入試に合格するだけの実力をつけることが肝心です。


【健康】

 第30回NAHAマラソンが12月7日(日)に行われました。
 WINGからは、かず先生とゆうか先生の2名が出場し、かず先生は初の完走、ゆうか先生は2年連続の完走でした。おめでとうございます。しかし、若さは素晴らしい、42.195Kmを走り抜いたにもかかわらず、足が痛いのは数日間だけという体力回復の早さ。翌週に救急車で運ばれて、三日間の入院生活をおくった私とは大きな違い。誠にうらやましい限りです。そして、やはり何事も人間体力です。元気で健康でなければ、大願成就は果たせません。健康のありがたさを痛感した師走でした。



私立中学受験を考える

【沖尚推薦入試】

 去る12月7日(日)に沖縄尚学中学の推薦入試が行われました。その結果、パイオニア1名、チャレンジャー2名合計3名の合格者が出ました。合格した君達おめでとうざいます。また、次の池田中、沖尚・前期一般、昭和薬科中入試に向けて、あと1ヶ月間、小学校生活の有終の美を飾るために全力で頑張ろう。


【1972】

 「昭和は遠くなりにけり」と言われそうですが、私には12歳の私立中学受験の記憶が鮮明にあります。愛媛の松山の1月は寒かった。入試の朝、母がとても温かい「おこぜ(魚・・・地元、瀬戸内海の高級魚)」の味噌汁を作って食べて入試会場へ向かいました。沖縄といえども1月の入試日は寒い。親の温かさが、子どもには最高の「御守」になるはずです。




■2014年11月号


塾長の応援歌

【12月1日】

 12月1日(月)は、県立一般入試(3月10日)まで100日を切り、99日前です。「いける高校より行きたい高校」へ合格するためのラストチャンスともいえる日数になりました。今、受験生にならないと間に合いません。3か月あるといっても、受験校の最終決定は一月の終わりです。そのためには遅くても一月の県模試で合格圏(A判定、もしくはB判定まで)に入っておく必要があります。そう考えると一月の県模試(1月10日・土 予定)までに結果を出さないといけないと言うことです。実質5週間(35日)くらいしかありません。時間がないのです。時間との勝負になります。



【三者面談】

 12月9日(火)から、20日(土)まで全学年(小6特進を除く)を対象として塾内三者面談を行います。中学2年生以下の学年は12月9日(火)~12日(金)までの4日間、中学3年生は16日(火)~20日(土)までの5日間です。中3生は、12月県模試(12月6日・土 実施)のデータを基に行います。

 また、12月の中学校での三者面談は最終的な決定ではありません。最終はあくまでも1月末の中学校での三者面談。もちろんこの場では印鑑を押して決定しなければいけません。
 そのために塾でも事前に、今度は1月県模試のデータを基に塾内三者面談を行います。内申点と学力の両面から子ども達の可能性を一緒に考えていきます。

 全学年対象としては今年度2回目の三者面談です。是非ご参加下さい。
 尚、三者面談の申込書を同封していますので、記入されて申し込まれて下さい。


【冬“希”講習会】

 師走に入りました。例年NAHAマラソンが終わってからやっと寒さを感じるのですが、今年は先週末ぐらいから急に冷え込んで来ました。寒さの中、今年も「冬“希”講習会」を行います。
 6特と中3は当然、受験学年ですから、今が頑張りどころ。
 他の学年も中学生は学年末テストに向けて、少しずつ少しずつ主要科目(読書・数学・英語)や苦手科目をスタートしましょう。そして、学校の席次で自己ベスト更新を目指そう。
 小学生は国語と算数に取り組もう。国語の中には当然、読書も入っています。


【検定の日程決まる】

 数検=1月17日(土)
 英検=1月25日(日)
 漢検=2月6日(金)
 検定試験は今から学習を始めないと間に合いません。最短でも1ヶ月はかかります。


私立中学受験を考える

【平成27年度入試】

 平成27年度入試が、年内の12月14日(日)、沖縄尚学の推薦入試を皮切りに始まります。年明けの1月5日(月)池田中(鹿児島・入試会場は那覇市内)、1月11日(日)沖縄尚学中・高校、興南中、1月18日(日)昭和薬科中と続きます。
 11月下旬に小6特進クラスは全員、三者面談を行いました。現時点での受験校の確認と家庭での学習状況・苦手科目の対策などを話しました。
 県内最難関校の昭和薬科中学を受験する者は、一発勝負は避けて、「場慣れと力試し」の意味で池田中か沖尚中前期(併願)を受験して下さい。2校の合格者の中から、偏差値60の薬科中の合格者が出ます。


【志願票】

 薬科中と沖尚中の志願票は、WINGでまとめて学校へ持って行きます。沖尚中の推薦入試の志願票は12月7日(日)までに全てを揃えて塾に提出して下さい。また、池田中の志願票もWINGでまとめて鹿児島へ郵送します。


【これからの受験勉強】

 入試まで一番遅い薬科中でも50日(11/29)を切りました。この時期で重要なことは、復習と定着を徹底することです。受験校の過去問を授業の中でもどんどん解いていきますが、解答・解説の授業を受けて更に家庭できちんと復習と定着ができるかどうかです。復習と定着とは、次に同類の問題が出たら必ず解けるレベルであることです。


【インフルエンザ】

 先週の沖縄タイムスに那覇でインフルエンザ流行の兆しとありました。入試時期にインフルエンザが猛威を振るう可能性はあります。推薦入試には間に合いませんが、1月の一般入試には間に合います。小学生の場合、2回の接種が必要です。また免疫抗体ができるまで2~3週間かかるそうです。常日頃の努力を無駄にしないためにも、予防接種を受けさせて下さい。私自身、先月末に今年も夫婦で受けました。


【6特・三者面談】

 12月の月例テスト(全国模試)のデータが予定では12月25日(木)に戻ります。小6特進ではこのデータを基にもう一度、年内に三者面談を行います。




■2014年10月号


塾長の応援歌

【WING共通学力テスト】

 毎年恒例になったWING共通学力テストを10月16日・17日の両日で実施しました。対象学年は小5・小6特進クラスと全中学生です。今回は116名が受験しました。
 テストは学年関係なく同一問題、内容は5年生の全校模試レベルの国語と算数。なぜ、あえて小5の科目内容かと言いますと、この学年の内容は小学生の学力の中心であり、中学生にとっても全科目の基本中の基本であるからです。
 中学生の学力の伸びしろはこの2科目の基礎学力にかかっています。国語の読解力のある子どもは、英語・数学・理科・社会も出来る可能性が高いと言えます。算数のできる子どもは数学になってもできます。しかし、算数でつまづいて苦手意識を持ってしまうと数学は尚更難しくなります。
 全体での個人成績は、ベスト10の中に小6が3名、中3が7名という顔ぶれでした。例年。中1・中2からもベスト10入りがあるのですが、今回は無く残念でした。まさか、部活漬けになってはいないと思いますが。
 学年別平均はやはり小6特進でした。これは当然のことだと思います。県内最難関を含めた私立中学受験を目前に控え、今、塾内で一番頑張っているクラスです。また、この3年間の中では一番平均点が高く、中学受験も期待できそうです。2位の中3は、過去4年間で一番平均点が高いです。これは基礎学力はそこそこあるということです。県立入試に向けて、やっと受験勉強をスタートしたばかりですが、「ゆとり教育時代」の学力の積み残しが多い子どももいます。高校受験、更には入学後も明確な目標を持って学力向上を行わなければなりません。2020年の東京オリンピックまでは日本の景気はなんとか持ちそうですが、2021年に大学を卒業して就職する今の中3生は心して学力向上と取り組まなければ未来は拓けません。




【入試説明会】

 去る11月2日(日)WINGで私立入試説明会を行いました。対象は小5特進・小6特進・中3です。参加校は昭和薬科・沖縄尚学・興南の3校でした。今年度は3校ともOA機器を使ったプレゼンでとても意気込みを感じました。公立とは違った私立各校の学校内容を見ることができたと思います。また、今まで一強あるいは二強だった大学合格実績が、3校とも県外最難関大学への合格ノウハウが充分にあるということも立証されたと思います。はっきり言って、合格実績は県立の首里・那覇よりは上位です。
 また、県立最難関の開邦高校を志望する生徒には、沖尚高校受験を勧めます。沖尚を合格する実力がなければ開邦の合格は難しいと言えます。特に、理数科を志望する場合は、入試当日点が足りなくて、英語科でまわされてしまうと、理系大学受験はほぼ不可能になります。そのためには、沖尚高合格をして、理系大学へ行く道を確保する必要があります。
 今回のプレゼンで一番驚かされたのは興南高校です。誠に失礼な話なのですが、それまで興南と言えば定年間際の老講師ばかりのイメージがありました。しかし、団塊世代の大量退職で、若くて情熱的な先生へと大幅にイメチェンしました。県立の知念・糸満よりはあきらかに上です。ただし、いろいろな学力の生徒が在籍しているのも事実です。
 中学受験のみの昭和薬科も含めて、3校それぞれ魅力があると思います。子どもの適性も踏まえて、進学先の対象を検討されてください。


私立中学受験を考える


※2013年度より沖尚中学と薬科中学の入試日が異なり、両校受験が可能となった。その結果、両校とも合格者の平均偏差値が上がったが、特に沖尚中はチャレンジャー・パイオニアとも3ポイント以上難化している。また、受験者数にしても薬科中は平成25年度が558名だったが平成26年度は540名となり若干減少しているが、一方の沖尚中は推薦・前期・後期の3回合わせて、H25年度が549名だったが、H26年度は679名と大幅に増加している。
 両校受験が3年目となるH27年度、沖尚中においては更に難化する可能性があると言える。


【己との闘い】

 親が言うから、周囲が勧めるから私立に行くのじゃないよな!自分が行きたいから受験するんだろ!!
 だったらやるしかないよな。公立中学へ行く友達たちと同じ事やってたら私立中へ行けるわけない。合格するわけない。
 自分が決めたんだろ。だったらとことんやれよ。中学受験はあとあと必ずためになると思う。大人になっても、あの時がんばったんだと振り返れば、勇気も出てくる、光りもさしてくる。
 受験生の先輩としてそれは言える。合格するためにガンバレ。
 そうすれば、クリスマスも正月も一緒になって合格発表日にやって来る。健闘を祈る!!




■2014年9月号


塾長の応援歌

【実力養成講座】

 11月2日(日)から中3生実力養成講座を行います。科目は英語・数学・国語の3科目。日程は1月10日(土)まで、時間は土曜日は午後1時から5時30分、日曜日は午後1時から7時までの時間帯です。  内容は、県内の進学校入学後も、通用する基礎学力の充実。進学校とは開邦・那覇国際・向陽・首里・那覇の県立5校と私立の沖尚高、国立の沖縄高専を指します。
 3月に行われる県立入試は、県内のすべての県立高校で共通問題として行われます。そして、そのレベルは決して高くありません。むしろ全国47都道府県の中で最も簡単な問題であると言えます。しかし、高校は中学までの義務教育とは違い、入学した高校によって教科書のレベルが天と地ほどの差があります。当然、先ほどあげた7校はいずれも全国で最もレベルの高い教科書を使用します。
 県立入試レベルの入試問題ばかり一生懸命に解いて、進学校へ入学した生徒の中には四月早々から学校の授業についていけないことがあります。そこで、県立入試と高校教科書のレベル格差を埋める目的で、英語・数学・国語の3科目で実力養成講座を行います。そして全国模試(育伸社月例テスト)を行い現在の学力を測ります。
 また、実力の定着と確認の意味で沖尚高校の受験を勧めます。沖尚高合格者であれば、那覇国際・向陽・首里・那覇に合格する実力は充分にあります。開邦高校を志望する場合は、沖尚高を必ず合格する実力が必要です。また合格すれば大きな自信につながります。入試日も正月明けの1月11日(日)です。沖尚高受験までは英語・数学・国語の3科目を重点的に攻略して、入試後は県立入試まで約2か月。今度は理科と社会を含めた5科目の総復習と県立入試対策を行っていきます。
 実力養成講座第1回の11月2日(日)は授業のあと、午後5時から2時間の予定で興南高校・沖尚高校の2校の学校説明会と実力養成講座の説明を行います。多くのご父母の参加をお待ちしています。


私立中学受験を考える

【私立入試説明会】

 来年度(平成27年度)に向けた私立入試説明会を11月2日(日)に行います。参加校は昭和昭薬・沖縄尚学・興南の3校です。当日は各校の入試担当者を招いて学校説明を行います。質疑応答の時間もありますので、受験生をお持ちのご家庭は是非参加されますようお願いします。詳細は別紙・私立入試説明会を参照されて下さい。


【目標偏差値】

 県内、私立3校の合格目標偏差値を一覧表にしました。昭和昭薬は60、興南は42と変わりませんが、沖尚中はパイオニア・チャレンジャー共に2年連続で偏差値が上昇傾向にあります。これは、2013年度(平成25年度)入試から昭和薬科と沖尚中は入試日が異なり、両校受験が可能になり受験者数が大幅に増えたためです。正に激戦、受験はきを引き締めて臨まなければなりません。


2010 2011 2012 2013 2014
昭和昭薬 59 60 60 60 60
沖尚パイオニア 48 48 48 一般:50
推薦:50
52
50
沖尚チャレンジャー 43 43 43 一般:44
推薦:44
45
44
興南フロンティア 42 42 42 42 42


■2014年8月号


塾長の応援歌

【全国学力テスト】

 石の上にも三年・・・冷たい石の上でも、三年座り続ければ暖まるように、辛いことも忍耐すれば必ず報われる。根気よくひとつのことをせよ、という教え。
 8月26日(火)の沖縄タイムス朝刊の一面は、大見出しで、学力沖縄24位躍進、小見出しで小学算数A全国6位と載っていた。その誌面、新聞名と日付の真下、某泡盛メーカーの広告に「石の上にも三年」○○3年古酒とうたわれていた。思わずこれだと叫んでしまった。
 昨年11月に県教育庁は学力向上推進室を設置し、学力向上を目指した。学力テスト後の各学校へのアンケートでは「放課後を利用した補充的な学習サポートを実施した」小学校は99.2%で、全国平均の62.3%を36.9ポイント上回った。  また、春休み期間中の「長期休業日を利用した補充的な学習サポートを実施した」小学校は90.5%。全国平均の65.9%を24.6ポイント上回った。県を挙げての学力向上は小学生においては一定の成果を上げたと言える。

 しかし、内容を吟味すると算数A・B、国語A・Bの4科目で全国6位となった算数Aは最も即効性の高い科目である。それは基礎的な知識を問うもの、分かりやすく言えば計算が中心であり時間をかけ反復練習をすれば必ず正答率が上がる科目である。他の科目は国語A32位・B32位、算数B34位、県の試算では4科目で全国24位となった。

 結果から言えば、今年1月から4月のテスト日まで授業を削り、行事を削り、休みを返上して全国で一番学力テストに時間をかけて取り組んだのが沖縄県だと言うことだ。その結果、当然ながら大幅に正答率は向上した。しかし、まだまだ絶対的な時間を要する国語全般と算数B(応用力)は必ずしも高くはない。

 冒頭で、「石の上にも三年」と述べたが、本当の学力は一年位では上がらない。どの教科でも満足な正答率に上げるためには少なくとも3年はかかるということだ。
 沖縄県の今年度の小学6年生は、昨年からの頑張りでやっと全国平均ぐらいにはなった。問題はこれからである。3年後の中学3年生になった時点で全国でどのあたりにいるかである。やらなければ間違いなく全国最下位に逆戻りする。

 学力改革は始まったばかりである。「継続は力なり」。3年後の中学3年生、健闘することを祈りたい。


【2つの模試からみたランキング】

 夏“希”講習会の終盤、県模試(中3・塾生全員受験)と統一プレ入試(中3・希望者のみ受験)を行いました。県立入試対策の模擬試験はこの2つで、学習塾へ通っている生徒はどちらかの模試を受けることになります。この2つの模試のデータが届いたので、2つのデータを合わせた各中学校別の成績表を作りました。
 尚、この2つの模試の難易度を比べる上で、WINGで両方受験8名の成績は県模試の平均点194.5点、偏差値62.9。一方の統一プレでは平均点197.3点、偏差値平均65.3となりました。今回の模試ではわずかに県模試の方が、難易度が高く、偏差値が厳しくなる傾向がありましたがほぼ同等としてランキング表を作成しました。


【夏希講習会を終えて】

 7月28日(月)から8月31日(土)まで行われた夏“希”講習会。元気一杯の・午前中小学部が終わると、受験に向けてちょっとずつ変わりだした中学3年生と真剣勝負の午後の授業、夕方からは部活帰りで疲れのあまり居眠りしそうになるのを励ましながら復習の大事さを体験させた中学1・2年生。午前10時から午後8時まで、10時間と長そうですがあっという間に過ぎた日々でした。講習会最終日、小学生は全員でビンゴ大会。来年もまたやってとそれぞれが口にするほど大いに盛り上がりました。

 さあ、9月も中旬に入りました。夏希に頑張れたことは子ども達の自信であり、実力なのです。これからの日々の学習に生かして自分の「夢」実現のきっかけにしてください。


私立中学受験を考える

【開邦中開校】

 県立開邦高校の中高一貫設置について、9月17日、2016年4月に開校することが決まりました。今年度の小学5年生からが募集対象になります。中学は1学級40人、校区は県全域になります。



■2014年7月号


塾長の応援歌

【1日14時間】

 先週の日曜日、卒業生と会って話をしました。彼は今、大学を目指して一浪中です。志望大学は一橋大学・東京大学・京都大学と、いずれも我が国が世界に誇る超難関大学ばかりです。私は東大を勧めました。そして、4年前に東大の安田講堂・地下の生協で彼のために購入した東大に関する雑誌を手渡しました。
 彼の話では、予備校も含めて1日15時間勉強しているそうです。生真面目で頑張り屋の彼には、むしろやり過ぎるなと忠告をしました。本当に頑張っている者には、私は頑張れとはいいません。しかし、頑張っていない者だけには頑張れと言います。
 1日24時間、時間だけは誰にも平等なのです。睡眠と食事を合わせた10時間を差し引いた残りの14時間。毎日やる者とそうでない者とでは大きな差となって表れます。1日14時間かける長い夏休み、これをどう使うかが成功への鍵です。


【私の私立中学合格体験記】

 夏休みが始まりました。6週間ほどの日数です。しかし、この6週間はやり方によっては今後の受験を大きく左右します。「たかが42日、されど42日」なのです。恥ずかしながら、7月の通信では毎年「私の合格体験記」を載せています。これは、沖縄が本土に復帰する前年の私の記録です。
 もう随分昔の話ですが、当時私は小学6年生でした。西日本では難関校といわれる愛光学園(私立・6年一貫教育)を目指す受験生でした。算数・国語・社会は合格圏に入っていました。しかし、理科には全く興味を示さず、模擬テストではいつも100点満点中、20~30点。夏休みを前にしたある日、塾長から、「森、お前の合格は理科次第じゃけん。このままでは落ちるぞ。」と言われる始末。自分自身で決めた私立中学受験。後には引けない事態でした。
 理科克服のため、基礎からもう一度やり直そうと親に頼み込んで、一番分厚かった理科の「力の5000題」(当時、私立中学入試のバイブルと言われた)を買いました。進め方は家庭で復習中心。最初の一週間ぐらいはあまり進みませんでした。ただいたずらに時間が経過するだけで。
 しかし10日余り過ぎた頃から、習慣ができたのか、1日10ページ以上進みました。週3日の塾の日以外は、朝から晩まで何かにとりつかれたように、食事も忘れるほど、「理科」ばかりやりました。
 この年は、大好きな海水浴(実家の前は海)も釣りもせみ採りも我慢しました。そのおかげで、夏が終わるころには、600ページにも及ぶ「力の5000題」と全国・私立国立中学入試問題集の理科を一通り終わらせることができました。9月の公開模擬テストでは苦手な理科で80点以上取ることができました。1月の入試まで結局3回「力の5000題」を終わらせることができました。

 合格発表の日、掲示板に「受験番号189 森 公政」の文字を見つけた瞬間、思わず手に持っていたカバンを放り投げ、万歳したことを覚えています。側で、母が目を真っ赤にしていたのがとても印象的でした。大の苦手だった(興味が無かった)理科が、夏の頑張りで克服でき、見事に合格することができました。
 苦手科目を克服することで「奇跡の第一歩」が始まるのです。
 2014年の夏休み!


私立中学受験を考える

【苦手科目の克服】

 長い夏休みは、学校へ行きながらでは出来ない苦手科目を克服する絶好の機会です。
 苦手科目を克服するには、通常、最低3か月以上かかります。しかし、学校の授業がない長期の休みは苦手科目を復習することだけに専念でき、克服することが可能です。私自身、夏休みに苦手科目を克服し自身につながった経験があります。
 あれから40年以上の歳月が流れました。しかし、あの夏、他のことを犠牲にしてまでも頑張れた自身が、合格した感動が、今でも苦しい、やめたい・逃げ出したいという弱気の虫が出そうな時、
 「あの夏、頑張れたじゃないか。大丈夫、今度も頑張れるさ。」
と、もう一人の私が励ましてくれます。人は何かのきっかけで、いくらでも変わることが、出来ます。
 すべての子どもには、それぞれに「夢」があります。その夢を壊さないで、実現させるためには、苦手を、他のことを犠牲にしてまでも克服しなければならない時期があります。
 それを成し遂げた者は、全く別の自分を発見し、感動と自信を得ます。
 2014年の夏は二度とありません。

 私たちWING進学スクールは「夢」実現のお手伝いをします。

  子どもたちは、
    2014年の夏、
      必ず変われる!!



■2014年5月号


塾長の応援歌

【全国模試と県模試】

先月号の「つばさ」で県模試(教育開発)のデータを取り上げました。その内容をもう少し説明します。県模試は県内の中3生を対象とした、県立入試向けの模擬テストです。WINGでは4月の春号を皮切りに年6回受験します。最大5千人以上参加するこの模試のデータは、学力と内申点の両方からなる総合的な判定で、県立入試の合否判定としてはとても高い信頼性があります。

 今月号では、県模試とは別の全国模試(育伸社)のデータを掲載しました。成績上位者ということで偏差値55以上の生徒です。この模試はWINGでは小学部特進クラスと中学部(中1~中3)が受験します。小学部は毎月、中1・中2は年3回、中3は年5回受けることになります。
 こちらの模試はその名前の通り、全国的な模試でテスト内容も標準レベルで難しくなっています。大学入試で言えば、センター試験レベル。高校入試で言えば県立入試よりもかなり難しい国立沖縄高専レベルになっています。一覧表で比べると、同じ高校でも全国模試と県模試の偏差値の差が10前後ぐらいありますが、これが内地と沖縄の学力の差であると言えます。県内では上位進学校と考えられている那覇高校を例に挙げれば、県模試では偏差値59であるのが、全国模試では全国平均の偏差値である50よりちょっとだけ上の51の高校になります。
 大学入試の偏差値は全国で最大規模のベネッセの全国模試のデータです。ベネッセと育伸社の偏差値がほぼ同レベルということで使用しました。

 WINGでは県模試で中3生の県立高校合格の可能性をさぐり、全国模試では全国の中での学力の位置を確認して中学入試・高校入試(国立・私立・県立上位進学校)を目指します。更に、大学進学を考える際の指標となると考えています。



私立中学受験を考える



■2014年3月号


塾長の応援歌

【祝合格】

"やったね!!合格おめでとう。さあ、4月から待望の高校生活。新たなスタートラインに立ちます。中学校で3年間縛られていた「内申」は3月13日の合格発表と同時に失効しました。賞味期限が切れたわけです。高校へ一緒に持っていくのは「学力」だけです。これからは正に実力勝負と成るわけです。入試直前に生まれて初めて体験した勉強量と勉強時間を忘れないでほしい。やればできたじゃないか。骨休みは春休みだけにして、入学後は、今度は3年後の自分を想像してください。高校の3年間は中学の3年間より間違いなく早く過ぎ去ります。それは君達が心身共に成長しているから早く感じるようになります。大学進学を考えているのなら高校一年から目標を持って、国語・数学・英語に力を入れなければなりません。国語は勉強の中心です。中学受験も高校受験も大学受験も最後は国語力で決まります。ここ数年間の県立入試を見てもわかるはずです。大学入試でもセンター試験の国語が難しくなる傾向にあります。国語の攻略法はとにかく文章を読む習慣をつけること。新聞でも本でも雑誌でもかまいません。活字に慣れることです。数学と英語は毎日必ずやる習慣を。
 国・数・英の3科目ができる者は地元の国立大学以上を狙えます。
 人生八十年、十代は学べ!!"



【進学校5プラス1】

 県立の進学校5校(開邦・那覇国際・向陽・首里・那覇)と国立沖縄高専を5プラス1(ファイブプラスワン)と呼んでいます。この6校への塾内進学率(WINGから高校へ進学した生徒の中で6校へ進学した者の割合)を表にしました。今年の卒業生(17期生)の5プラス1への進学率は43.6%、1期生から17期生までの通算は41、6%で、実にWINGから高校進学者の4割以上が5プラス1の県内進学校へ入学しています。


5プラス1合格数と進学率

開邦 那覇国際 向陽 首里 那覇 高専 合計 在籍数 進学率
H.26年度 5 2 2 3 10 2 24 55 43.6
17年間累計 62 35 154 134 96 15 496 1192 41.6


私立中学受験を考える

【私立中学へ進学するものへ、】

" 私から最後のアドバイス。
 6年後の自分を想像できるか。想像とは目標があること。
 その姿を見失うことなく2000日、止まることなく歩み通せるかどうか。
 世界的教養人になれ。
 Boys and Girls , be ambitious !

 そして、Good Luck !!"



バックナンバーはコチラ→


▲ページトップへ